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その両足はアジアの軌跡!! ソンフンミンはなぜここまでこれたのか

好調スパーズにおいて今やハリーケインやエリクセンと並び欠かせない選手となったソンフンミン。
直近7試合で6ゴール3アシストと正に「アジア」のレベルを遥かに超える活躍だ。(2018年12月27日時点)
中田英寿香川真司パクチソン
時代やポジション、プレースタイルも違うので単純な比較はできないが、私個人的にはソンフンミンこそアジア至上最高のフットボーラーだと思っている。
パクチソンもユナイテッドにおいて欠かせない選手だったが、確固たるレギュラーではなかった。
スピードやパワーといった、技術以外に「肉体的」強さが求められるプレミアリーグにおいて個々まで強烈なインパクトを残した人は他にいない。


ではいったい何故ここまでの選手が同じ東アジアから生まれたのか、今回はその秘密を調べてみた。


プロフィール

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ソンフンミン
1992年7月8日生まれ 26歳

所属クラブ FCソウルU18→ハンブルガーSV→レバークーゼン→スパーズ

韓国の高校在学中にに「海外留学プログラム」でハンブルガーSVのU17に、そこで目に留まりハンブルガーでプロデビュー。

秘密は父との特訓

幼少期の父との特訓が今のソンフンミンの礎を築いたといってもいいかもしれない。
ソンは元Kリーガーを父に持ち、なんと小中学校とサッカー部には所属せず父との二人三脚で練習をつんだ。

====練習量と基礎の徹底

まず、やはり練習量は多い。授業が終わったら毎日練習し、真夏でも何百回とボールをけり続けた。冬には人工芝が凍る中近くの学校の運動場の雪を片付け整備した。
さらに父親いわく「一度も親戚の家には送っていない」とのこと。(お父さんもかなり熱心!)
そして練習ではパスやドリブル、トラップといった基礎を徹底させた。
多くの有望選手が「膝の故障」を抱えていることに気づいた父はとにかく幼少期は基礎を徹底させ、実戦経験はフットサルでつんだ。
高校から始めたシュート練習ではオフシーズンも一日1000回以上毎日蹴り続け、感覚を体にしみこませた。

高度なテクニック、強靭なフィジカル、左右両足から繰り出されるシュートはまさに幼少期からの努力の賜物だ。

====すべてのアジア人よ追いつき追い越せ!

現在アジア最高のフットボーラーがここ日本ではなく、お隣韓国で生まれたという事実は悔しいし、受け止めなくてはならない現実だ。
しかし、それと同時に世界を驚かせ続けるソンフンミンを見ていると、同じアジア人として誇りに思う。
海外から相手にされなかった時代からは月日が流れ、アジア人でもここまでできることをソンはその「両足」で証明して見せた。





そして今日本にも若くて素晴らしいプレイヤーがたくさんいる。そして他の諸国でも確実にアジアの「フットボール」のレベルは上がってきている。
たかがアジア人されどアジア人。不可能なんて無い。



ソンフンミンに追いつき追い越せ!!!

「了」